法人口座はどこで開設するのがおすすめ?
審査が通りやすい、作りやすい銀行は?
マルチインカムサラリーマンの蜂野です。
私はサラリーマンしながら、不動産投資をしています。
不動産投資は投資というより、立派な事業です。
物件を生活環境の提供と考えると、お部屋は単なる物件商品ではなく、ライフスタイルを提案するサービスへと広がります。
オーナーがどんな住環境を提供するかで、集客も利益もある程度コントロールできます。
なので、ほったらかしの投資というよりは、事業であると考えています。
目次
収入が増えると所得拡散、税金対策のために法人化は必然!
サラリーマンの場合、サラリーマン収入がベースにあり、そこに不動産投資の利益が加算されるので、収入とともに税金も上がっていきます。
それそこ、1棟ものをひとつ、ふたつ持つだけで、サラリーマン収入と合わせると1000万円オーバーということも、普通に「あるある」なわけです。
不動産、特にアパート・マンションを2棟、3棟と所有していくと、所得拡散、税金対策のため法人化を考えることになります。
法人化したら法人口座も必要
不動産投資の場合は、業者つながりで業者が紹介してくれた銀行と懇意になることが多いです。
また、融資の引き出しやすさから、地銀を使うことが多いと思います。
一方で、地銀では限界もあります。
例えば、東京に住んで居ながら、九州や北海道に物件を持ちたいときなど。
そんな時は全国に支店がある、都銀の口座を持っておきたいですね。
単に、資金の出し入れならゆうちょ銀行やネット銀行という手段もありです。
全国区の金融機関で法人口座を作る
今回、都銀やゆうちょ銀行での法人口座について、法人口座の開設しやすい・しにくい金融機関について私の経験を交えてまとめてみました。
これから法人口座を開設しようと考えている方、審査を短期間で通したい方の参考になれば幸甚です。
法人口座を作るには、しっかり準備したほうがいい。
副業で数万円から数十万円稼ぐ程度なら問題ないのですが、ある程度事業が軌道に乗ったら事業専用の口座を作るのが良いです。
そして、法人の場合は、法人それ自体が事業を目的としているため、必然的に法人で作る口座は事業専用口座になると思います。
私が最初に不動産投資を始めたときは不動産業者から銀行を紹介していただいたため、特にこちらで資料を準備することなく、口座開設に必要な書類(申し込み書程度)に記入するだけで作れました。
当然、法人の印鑑登録証や登記謄本は必要ですが、書類さえ準備すれば法人口座開設なんてすぐにできると思っていました。
そんな感じだったので、法人で口座を作るのも個人と変わらないと思い込んでしまいました。
事実、ゆうちょ銀行や、楽天銀行は必要書類を準備して申し込めば作れました。
個人でも法人でもネット銀行があると便利
振込手数料が安いということでネット銀行はひとつあると便利だよ、と不動産投資家の先輩から助言があり、おススメされたのが楽天銀行だったので作りました。
基本的に書類をそろえて申し込みすれば、口座開設できるはずです。
私は2015年に開設したので、もしかしたら口座開設難易度が上がっている可能性がないとは言い切れませんが、まぁ大丈夫でしょう。
問題になるとすれば、名刺、会社のWebページ、固定電話です。
名刺は片面白黒なら100枚で数百円から作れるので、必要なら作りましょう。
私は180円(送料込み!)で作りました。
会社のWebページですが、あった方が良いですが、なくても全然大丈夫です。
固定電話は銀行によっては必須のところもありますが、銀行も選べるので、この銀行じゃなきゃ嫌だ!ということがなければ、固定電話必須でないところで作りましょう。
固定電話がなくても、050のIP電話なら携帯電話と違うということでOKになる銀行もあるくらいです。
(それでいいの?という話は置いといて・・。)
金融機関によっては、在籍証明書などが必要だったりしますので、開設しようとしている金融機関の申し込みページを熟読しましょう。
社長が一人しかいない会社で社長の在籍証明書を社長承認で作成、発行するのです。
これで証明になるのかな?法人印があることで、法人という社長とは違う人が承認するからいいのかな?
ということで、楽天銀行の法人口座は書類をそろえて手続きさえすれば、口座開設できます(事実できました!)
ネット銀行のメリットは振込手数料が安いのと、いつでもデータのやり取りができて便利な反面、現金化をするときに不便です。
口座開設難易度低く、即日通帳発行ならゆうちょ銀行
ということで、現金化し、どこでも出し入れできるということで、ゆうちょ銀行でも法人口座を開設しました。
社員の給料や経費立替分を現金決済するのに、ゆうちょは便利です。
さて、そのゆうちょ銀行の法人口座開設ですが、ここも簡単です。
たぶん、一番ゆるゆるなのでは?と思いました。
だって、書類に不備がなければ、即日発行なんですもの!
さすがにキャッシュカードは後日別送となりますが、通帳はその日のうちに作って貰えます。
必要なのは、法人の印鑑登録証、登記謄本、社長なら本人確認証、社員なら社長(会社)の委任状です。
とにかく法人口座が必要で、急いで作る場合にはゆうちょ銀行がおすすめです。
不動産を全国に展開するなら、都銀口座開設は必然か?
さて蜂野はこれまで、関東にしか不動産を所有していませんでしたが、この度東海地方に遠征することになりました。
理由は土地を分散することで、地震リスクに対応する、といえばそれもありますが、単に業者が東海地方なので、紹介された物件も東海地方だったというお話。
さらに、今回は銀行から融資を受けるわけではないので、業者からの銀行への取次も紹介もないまま、都銀に法人口座を作っといてといわれました。
今までのノリでとにかく申し込めば、法人口座開設してくれるだろうと思い行ってみたら、撃沈しました💦
法人口座開設をお断りさえれてしまいました。
マジで、焦りました💦
というか、これまでがゆるゆるだっただけで、日本のトップ3の銀行は、お客を選ぶということを学びました。
ただ、準備不足の当方にも落ち度はありましたが、銀行側からも初めての法人口座開設のためのサポートが欲しかったなぁというのが正直です。
日本の銀行のトップ4のうち3行で口座開設を申し込んだ結果です。
・三菱UFJ銀行 :NG
・みずほ銀行 :OK
・りそな銀行 :OK
三井住友銀行がありませんが、みずほ銀行とりそな銀行で開設できてしまったため、申し込む必要がなくたったためです。
三菱UFJ銀行でお断りされたので、ビビッて&時間もなかったので、みずほ銀行とりそな銀行に同時に申し込んだ結果、両方とも口座開設していただけました。
法人口座開設には、しっかり準備を
法人口座開設のしやすさ、審査の通りやすさについては、時期や季節、景気のタイミング、支店や窓口、担当者によって条件は異なると思います。
不動産投資家仲間でも、三菱UFJ銀行でも通った、通りにくいという意見もあり、一概に難易度は決まらないと思います。
一方で、みずほ銀行は通りやすいという話は聞きますが、みずほで法人口座作れなかったという話は私の耳には届いていません。
あくまで参考ですが、時間がなく、確実に都銀で法人口座を開きたいなら、私の経験・情報からはみずほ銀行、りそな銀行をお勧めします。
私が三菱UFJ銀行をお勧めしない理由は2週間も待たされ、結果的に法人口座を開設できず、2週間という時間を無駄にした点です。
みずほ銀行は1週間で回答をくれましたので、万一断られても、すぐ次に進めます。
法人ということで、ビジネスに関わることなので、2週間も待たされるとチャンスを失いますので、ここは選択条件として大きいと思います。
とにかく、法人口座をなんでもいいから開設したいなら、ゆうちょ銀行が即日発行です。
以下、各銀行ごとの所感をまとめました。
みずほ銀行(2019年口座開設)
申し込み(審査)~結果通知まで1週間でした。
OKの場合は、申し込み日から1か月以内に来店して、通帳発行してください。
結果通知日からは約3週間ということになるので、通知を貰ったらすぐにでも作りに行くのが良いですね。
不動産業者によると、みずほ銀行は法人口座が開設しやすいという「噂」です。
不動産業者の話なので、特に投資用不動産として、融資金、決済金の授受、家賃の振り込み、引き出し用途だからということもあるかもしれません。
もちろん支店にもよる、担当者にもよるとは思いますが、不動産業者さんの耳に入っている情報では「断られた」という事例はないということでした。。
りそな銀行(2019年口座開設)
申し込み(審査)~結果通知まで2週間でした。
申し込み時に、「審査結果までに2週間お時間をいただいています」と説明がありました。
OKの場合は、申し込み日から1か月以内に来店して、通帳発行してください。
結果通知日からは約2週間ということになるので、通知を貰ったらすぐにでも作りに行くのが良いですね。
りそなは一度、別の不動産業者から融資紹介候補として、提案されたことがあります。
その時は金利1.45%とかそんな数字だったと思います。
その代わり、頭金は1割以上必要ということで、なるべく持ち出しを少なくしたかったのでその時はやりませんでした。
手持ち資産をたくさんお持ちの方なら、低金利の金融機関は抑えていきたいですね。
三井住友銀行
申し込みしていないので不明です。
順番的に、三菱UFJがNGで、みずほとりそなでOKが出たので、それ以上必要なかったので作りませんでした。
機会があれば、報告します。
三菱UFJ銀行(2019年口座開設)
申し込み(審査)から2週間で結果通知されます。
残念ながら、NGを食らいました。
当方の準備不十分もあり、1週間後にいろいろ質問攻めにあい、アレコレ資料を提示してほしいということでした。
住所を変更しているので、納税証明書を取るのに時間がかかることなどを説明しました。
その後、再度連絡があり、資料の準備は保留してくれということでした。
一旦、上司や審査部門と相談するということでした。
そして、一週間待たされ、結果はNG。
資料の準備を保留しろと言われた時点で、なんとなくそうかなと思っていました。
不動産業者によると、三菱UFJ銀行でNG出る方居るそうです。
属性は特に関係ないそうです。
支店にもよるし、担当にもよるとのこと。
ただし、不動産業者がみずほはNG聞いたことないと言うのに対し、三菱UFJは何件かNG出ているということです。
もし、三菱UFJ銀行で法人口座開設したい場合は、しっかりした事前準備と、可能な限り紹介で入る方が有利です。
ゆうちょ銀行(2017年口座開設)
申し込み当日に口座開設、通帳発行まで完了します。
私が無知だったこともあり、全く何の準備もしないまま、必要書類だけ持って口座開設に行きました。
準備したのは印鑑証明と、履歴次項全部証明書程度で、会社の事業を説明する資料なども準備していませんでした。
特に、事業内容について説明する場面もなく、淡々と作業して、通帳を作って貰えた感じです。
支店やATMの多さから、法人口座でもゆうちょ銀行はあると便利です。
ゆうちょダイレクトも使えるようにすると、ネット振り込みもできます。
融資を受けるとなると、候補には上がりませんが、日々やりとりするにはゆうちょ銀行が私は使いやすいです。
楽天銀行(2015年口座開設)
特に問題なく開設出来た記憶しかありません。
ゆうちょ同様、必要な書類のみで、特段会社説明資料は準備していません。
ホームページもないし、固定電話もなし。
法人は妻名義なので、妻の名刺か在籍証明が必要ということで、在籍証明を作成し提出しました。
振込手数料が安いので、ネット銀行は持っておきたいですね。
特に、法人で行う事業や不動産事業は毎月の振り込み案件がいくつかありますので、その都度振込手数料がかかります。
100円の差でも1年で1200円、5件で6,000円、手数料だけで差が出てしまいます。
地銀、地元の信用金庫
地域の支援なので、基本は断られることはないような気がします。
私も、地銀で口座開設しましたが、不動産業者の紹介と融資を前提に開設しているので、こちらで何かを準備をしてはいませんでした。
もし、紹介なしでゼロから申し込むなら、しっかりと準備していけば、問題ないと思います。
法人口座開設は事前準備が重要
三菱UFJ銀行で法人口座開設を断られたおかげで、いろいろと学ぶことができました。
この失敗がなかったら、後々恥ずかしい思いをしたと考えれば、結果的には良かったと思っています。
重要なのは、法人の事業に対してしっかり説明できる準備をしておくこと。
金融機関も個社によって考え方は様々ですが、倒産や事業で失敗するとわかっている法人の口座を開設しようとは思わないですね。
そう考えると、しっかりした法人であることを印象付けるのは最低限必要だなと理解できます。
また、飛び込みよりは紹介で案内された方が、紹介者の信用も加味されるのはずなので、人脈を上手に活かしましょう。
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