地域の防災訓練に参加しました。
これまで、防災訓練といえば、地震が起きた想定で、揺れが収まるまで待機、揺れが収まったら火災原因取り除き、避難所へ避難、お偉いさんのお話聞いて解散。
というのが常でした。
今回は、きちんと防災に備えて準備するという内容で、有事には役立つ内容でした。
◆救出訓練
瓦礫や家屋に埋もれた人を助ける訓練です。
実際の現場では重機は使えず、人の手で助けることが殆どだそう。
2次被害が起きないよう、注意すべき点を教わりました。
・ジャッキは安定させるために下に板等を敷く。
・救助は3人かがりで、1人は頭と首、2人は肩とベルト(腰)を掴んで引き上げる。この時頭と首がを水平に保つこと。
◆応急処置
・ガーゼとストッキングで頭部の応急処置。
ガーゼをキズにあて、ストッキングを包帯代わりにする。
包帯より簡単にできます。
・段ボール、ネクタイ、買い物ポリ袋で腕骨折の応急処置。
段ボールを当て板代わりにして、ネクタイで固定する。
ポリ袋で腕を首から吊るす。
さらに腕が動かないようにネクタイで腕を身体に密着させ固定する。
◆地震体験
震度7の揺れを体験しました。
見ている側と体験している側で、揺れの感じ方に違いがあることがわかります。
意外と揺れには鈍感だということがわかります。
2時間くらいでいろいろ教わりましたが、知っている・知らないの差は大きいと思いました。
スタッフで東日本大震災で救助のボランティアを経験されている方のお話が現実感が有って印象的でした。
内閣府の防災ページに情報が有りますので、意識してみておくのが良いと思います。
http://www.bousai.go.jp/index.html
とはいえ、こういったことは経験するまで何もしないのが常ですので、その意識を変えることが難しいですね。
大坂なおみや安室奈美恵のニュースの陰で、未だに北海道地震での被害のニュースが流れているのが現実ですと。
印象的だったのは、とにかく3日間生き延びろと。
災害が起こってから、救助はすぐに来ない。
備蓄はしっかり準備しましょう。
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