サラリーマンしながら、着実に副収入源を構築し、 投資と合わせて、マルチインカム（複数の収入源） を構築しています。

 

詳細は割愛しますが、簡単に言うとこれまでは、

「夫婦の年金が現役男子の平均賃金の概ね60％台」

になるように、受給額を決めて、それを実現する

負担額を徴収していました。

 

平成16年にマクロ経済スライドが導入され、

この60％が見直されました。

 

超ざっくりいうと、目指す姿は

徴収額／受給者数＝受給額です。

 

いきなり、上記の公式に変えると、

当然受給金額が大きく変動するので、

何年もかけて「公式」にハマるように調整していきます。

 

つまり、入ってくるお金で支払うことにするので、

年金破たんにはならないということです。

 

なるほど。

これは考えましたね。

年金は破たんしないというのはかなり安心材料です。

 

しかし、本当に安心してよいのでしょうか？

 

確かに年金は「破たんしない」ことは分かりました。

しかし、破たんしないけど、受給額が大幅に減る

ことを強く認識する必要が有ります。

 

要は、絶対破綻しないように、受給額を減らしてでも

制度を維持していくということです。

 

極論ですが、１円でも支給しているという

事実が有れば、破たんせず年金制度は

維持されているということになるのです。

 

年金を支払うことは確約していますが、金額は

「払える分しか払いません」と言っているのです。

 

これは、あなたが生活できる金額だとは

誰も言っていないわけです。

 

制度が有る以上、制度を守ります。

これは、あなたのためではなく、

国が、年金機構がその面子にかけて、

制度を死守します。

 

制度が維持できていれば、合格なんです。

あなたの生活が苦しかろうが、

国や年金機構は、（１円以上）支給して、

永遠に制度を維持していることが重要なのです。

 

これを知ってあなたはどう思いますか？

「年金が破たんしないなら、安心だ。」

確かに破たんはしませんが、受給額ほとんど期待できない。

 

「受給額だけで生活できる」という金額が

貰えないことは、理解できたと思います。

 

では、足りない生活費はどうしますか？

 

①貯金を崩して、生活する。

⇒十分な貯金が有れば、大丈夫です。

⇒金額は大丈夫ですか？

 

②働いて稼ぐ。

⇒頭も身体も健康なうちは大丈夫です。

⇒病気や怪我で働けなくなった場合はどうしますか？

 

①で乗り切れる方は大丈夫ですね。

でも多くの人は、足りないと思います。

 

その場合は働けばいいのですが、歳を取るごとに

思考も体力も落ちていくことは免れません。

 

いまから、準備が必要です。

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