先週、コカ・コーラの値上げのニュースがありました。
2019年4月から約1割値上げすると言われています。
対象は2Lとかの大きいやつで、スーパー等で家庭用に購入している方には影響ありそうですね。
大手のコカ・コーラが値上げすると、便乗して、他のメーカも値上げに動くとみられニュースになっています。
気が付けば、アイスクリームや、缶コーヒーが140円になっています。
アイスクリームも、缶コーヒーも100円でしたよね?
「おかしのまちおか」や「100均ショップ」があるおかげで、今でも100円で買えると思ってしまいがちですが、コンビニやスーパーで買うと、税込みで140円とか取られますよね?
1.4倍ですよ。
つまり、1万円で、100個買えたアイスクリームが、今では71個しか買えません💦
これがインフレです。
数年前の1万円は、いまでは当時の7100円の価値に目減りしているのです。
つまり、「何もしないとお金は減っていく」のです。
このとき私は「何もしないこと」がリスクだと理解しました。
投資すればお金を減らす、失うリスクもありますが、それ以上に「投資しないことのリスクの方が大きい」と、私は考えました。
もちろん、「リスクを取らなければ増えることもなければ、減ることはない。」と考えたこともありました。
コレだけなら、私もリスクを取らなかったと思います。
しかし、物価は上がります。
少しずつ、ゆっくり上がるので、痛みは感じにくいかもしれません。
しかし、長い時間軸で見ると、確実に上がっていますよね?
銀行預金も元本保証と言っていますが、元本は預入当時の物価での元本であって、上記のアイスクリームの例でいえば、アイスが100円の時に預けた10,000万円は、多少利子がついて(仮に10%だとして)
11,000円になっていますが、これでアイスを買っても78個しか買えません。
銀行に元本割れ無しで預けていても、引き出すときに物価が上がっていたら、元本割れと同じなんです。
元本保障にこだわっても、物価が上がったら、「お金の価値」としては元本割れしてしまうのです。
これを理解すると、「何もしない」またはインフレを下回る利回りでの預貯金は元本割れと同じだということが理解できると思います。
つまり、何もしないことはリスクなのです。
投資することがリスク回避の一つの手段になるのです。
そうは言っても、何に投資すれば、投資ってよくわからない・・。
4年前の私もそうでした。
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