複利の効果【金利編】
投資は「長期」がおすすめです。
そして、長期投資するなら配当型ではなく、元本再投資型のものに投資してください。
元本再投資型の良いところは、複利運用です。
そして複利の最大のパートナーは時間です。
長ければ長いほど、効果を発揮します。
先週の「複利の効果【行動編】」でお話したように、毎日1%の利子がついたとすると1年で37倍になるのです。
1万円なら、37万円になります。
日利1%という投資は世の中にないと思いますので、現実的に考えましょう。
月利1%(年利12%)ならどうでしょう?
これなら、有料サービスでいくつかあります。
365日を365か月で考えましょう。
30年と5か月ということになります。
つまり月利1%で30年運用すると37倍にできるのです。
30年も待てないよという方も多いと思います。
ちなみに、10年、20年で解約したらどうなるでしょう?
前回と同じように計算してみましょう。
1.01×1.01×1.01×・・・120回(120か月=10年です)かけてください。
1.01×1.01×1.01×・・・240回(240か月=20年です)かけてください。
関数電卓をお持ちの方は1.01の120乗と、1.01の240乗です。
結果は
10年で3.27倍
20年で10.8倍
になります。
ここで、「少なくない?」思った方も居るかもしれません。
30年で37倍なら、10年で12倍、20年で24倍になるのでは?
一次関数なら時間に比例して等倍になりますが、複利は指数です。
なので、時間をかければかけるほど、増え方が大きくなります。
ちなみに30年で止めず、40年運用すると118倍まで増えます。
さらに50年まで運用し続けると・・、388倍です!
長期投資を進める理由がここにあります。